平成15年度


 

平成15年第3回定例会
(平成14年度)決算特別委員会委員長報告

命によりまして,本定例会において,当決算特別委員会に付託されました,案件の審査の経過と結果について,ご報告申し上げます。
当決算特別委員会に付託されました案件は,
議案第50号,議案第51号, 議案第52号,議案第53号,議案第54号,議案第55号,議案第56号, 議案第57号,議案第58号,合計9件の平成14年度各会計決算であります。
これらの案件を審査するため,去る9月5日,8日,9日,17日の 4日間にわたり,全員協議会室において議長を除く全議員により決算特別委員会を開催いたしました。
説明のため,教育長,各部長,各関係職員の出席を求め,部局ごとに慎重かつ精力的に審査いたしました。
始めに,審査の結果を申し上げます。

議案第50号 平成14年
度守谷市一般会計歳入歳出
決算認定
議案第51号 平成14年度守谷市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定
議案第52号 平成14年度守谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
議案第53号 平成14年度守谷市老人保健特別会計歳入歳出決算認定
議案第54号 平成14年度守谷市介護保険特別会計歳入歳出決算認定
議案第55号 平成14年度守谷市守谷駅周辺一体型土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定
議案第56号 平成14年度守谷市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定
議案第57号 平成14年度守谷市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定
議案第58号 平成14年度守谷市水道事業会計決算認定
以上の各会計決算認定につきましては,採決の結果,賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決定しました。

次に,各委員が審査の過程で指摘しました主な意見を申し上げます。

まず1点目は,平成13年度からバランスシートを導入し作成したが,普通会計のみの作成であり,まだまだ行政実態が分かりにくく不十分である。
特別会計を含めた総合的なバランスシートを作成し,財政状況の分析を行い適正な財政運営に努めること。

2点目は,例年の決算特別委員会において指摘されている事項であるが,執行率が低く多額の不用額を出している項目が見受けられるので,
当初予算の計上時によく精査し,絞り込んだ予算計上に努めるとともに,不用額がでた場合は,速やかに予算の組み替えを行い予算の執行に努めること。

3点目は,嘱託職員に関してですが,特にアドバイザーについては,一般職員の人事評価及び採用に係わっているなど
嘱託職員の権限・責務等の規程が不明確であるため明文化を図ること。

4点目は,市税,国民健康保険税等の収納率が,年々低下し,未収額が増加の一途をたどっており,不納欠損額も増えている状況であるため,
滞納者の実態を充分に把握し,納税相談を実施するなど適正な処置を行い,収納率の向上に努めること。

5点目は,循環バス やまゆり号は,利用者が少ないため,市の交通体系を確立し,
バスの小型化の検討や回数,ルート,時間等,運行方法の見直しを行い,投資効果を考え,効率化に努めること。

6点目は,給食費納付金及び保育料等の未納者については,きびしい社会情勢であることから,
家庭の状況を的確に把握し,適切な指導を行い,分納や減免を含め救済するよう努めること。
特に保育料金については,国の施策による7段階方式を14段階へ見直しを検討するべきではないかとの意見もございました。

7点目は,公共下水道事業特別会計におけるEM浄化法管理委託料のように,導入した経緯や効果について不明な点が多いものがあり,
今後,このような事業を立案・実施する際には明確な基準を作り,事前・事後の評価を行い結果責任をはっきりさせ, 市が導入した人事評価や行政評価に反映させること。

8点目は,保育施設について,待機児童数・管外保育が増えており,保育所は不足しているが,
幼稚園には空きがあることから特区により幼保一体化を考慮すること。

最後に,決算報告について,答弁者は内容を事前に整理し,簡潔明瞭に答弁を行うこと。

また,決算報告書の効果欄については,不明確な点も見受けられるので,具体的な記載をし,外部評価が得られるように努力すること。
議会からの質疑に十分耐えられるよう下支えをする職員は,改めて職責を追求すること。
執行済みと軽んじることなく行政効果,経済効果を測定し以後の行財政運営の改善に役立てる意義を強調いたします。
重ねて決算審議を行う議会を通じ市民に対して財政の実態を知らせ理解と納得を得るという意味では,厳しい結果が一部あったことを付け加えます。

以上,主な意見 9点を申し上げましたが,平成15年度予算の執行も,残すところ6ヶ月余りとなりましたので, 当決算特別委員会で指摘いたしました事項について,市長以下執行部の皆さま方には,真摯に受け止め全力で事務・事業に取り組んでいただき, 最少の経費で最大の効果を上げられますよう,強く要望いたします。

以上,当決算特別委員会に付託されました案件の審査の経過と結果,そして意見を申し上げ,議員各位のご賛同をお願いいたしまして, 委員長報告といたします。